2012年10月27日土曜日

パソコン遠隔操作の真実

 ネットで犯行予告をしたとして捕まった方が、相次いで誤認逮捕だということで釈放されています。 そうして、警視庁、警察署が相次いで、釈放された方に謝罪をしています。報道を見ていると正しく対処している様に見えるかもしれません。でも、実際は間違っています。おぞましい程に誤った対応をしています

 誤認逮捕されたという方々がどういう事をしていたかが問題なのです。事件は、公共のウェプに犯行予告が掲載されるという形で表面化しました。誤認逮捕された理由は、その人のパソコンが外部から操作されて、公共のWebに犯行予告を書き込まれてしまったというものです。誤認逮捕された方は、恰も他人が悪さしたと思い込んでいるのです。でも、実際は全く違うことが原因なのです。誤認逮捕された方を、ここでは合えて第2容疑者と言っておきます。その理由は、記事の後半を見てください。

 第2容疑者は、どうしてこういう事になってしまったか。共通していることは、まず、ネット掲示板「2チャンネル」を閲覧して、そこからフリーソフトをダウンロードしています。それから、そのフリーソフトを何の疑問も持たずに実行しているのです。その結果、自分のパソコンが公共の場に犯行予告を書き込んでしまったのです。その何処が正当なのでしょうか。
 会社で貸与されたパソコンを使っている方は良く知っていると思います。ネットワークセキュリティーの問題です。以下、会社から禁止されている事を列挙します。

・疑わしいサイトは閲覧しない。
・正当性が確認されていないソフトは入手しない。実行しない。
・心当たりが無いメールは開かない。
・メールに添付のファイルは無闇にクリックしない。(開かない)


 これらは沢山あるルールの中で、一番基本的なことです。しかも、これを守らない場合の問題点も知らされているはずです。 「他人がパソコンを乗っ取って、周りに迷惑を掛ける場合があります」「あなたが加害者になる場合があります」そう教育されているはずなのです。
 大学生も第2容疑者となっています。大学がこういう事を教えなかったとするとそれも問題です。また、第2容疑者の中には、自営業の方も居て、そういうルールを知らないというかもしれません。でも、知らないでは済まされない事が、今回証明された様なものです。
 確かに、遠隔操作した犯人が一番悪いことは分かっています。また、必要以上に供述誘導した警視庁や警察署も問題です。でも、そうだからと言って、自分は悪くないと思うのは、甘えだと思います。

 重要なことは、今回第2容疑者となった方々のウィルス対策はどうだったかです。 早々に謝罪なんかするから、そういう大事な事が報道もされていません。私に言わせると如何わしいネット掲示板「2チャンネル」にアクセスしているのです。それなりの対策は絶対に必要です。最低必要なものを列挙します。

・Windows Updateを最新まで適用していること。
・ウィルスソフトをインストールし、適切に設定をしていること。
・ウィルスパターンを最新にしていること。
・OS以外にWeb閲覧ソフトを使っていれば最新にアップデートしていること。
・Flashなどのプラグインもインストールしていれば最新にアップデートしていること。


 これらは、最低の事です。これを実施せずにネット掲示板「2チャンネル」をアクセスしたとすると問題です。この状態で乗っ取られて、犯行予告の書き込みをされたら、被害者では有りません。 共犯の疑いということになります。だから、私は第2容疑者と言いたい。

 今回の警視庁や警察署の謝罪は、もっと酷いかもしれません。今後、犯人は、被害者を装って、乗っ取られるパソコンを準備するかも知れません。そうなったら、どうやって取り締まろうというのでしょうか。私は、絶対に謝罪すべきではなかったと思います。不正な取締りが問題なら、その部分のみ謝罪すればよかったのです。
 映画では「セキュリティシンドローム」をテーマに製作されることがあります。でも、上記で分かったでしょう。フィクションではないのです。もう始まっているのです。 恐ろしいことです

 この記事は、稜山泊フォーラムのブログに記載した10月21日の記事です。

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